帳簿をつける理由

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突然ですが、
皆様は
お小遣い帳や家計簿を
つけたことはありますか?

(つけていますか?)

「三日坊主で終わったよ  」って人も
多いのではないでしょうか。

家庭内なら
三日坊主でも
お笑いで済みますが、
起業して商売を始めると、
三日坊主では
許してもらえません。

帳簿をつける理由は
様々考えられますが、
一番大きな理由は
「税金の申告をするときに
決算書を添付するため」
でしょうか。

確かに税金の申告は大切ですが、
帳簿に記録することは、
自分の会社が
「現在どんな財政状態で、
どんな経営成績になっているのか」
を知るための大事な手段になります。

「どんぶり勘定」で適当に
と考えるのも悪くはありませんが、
長く会社を続けていくのであれば、
記録は後々の助けになります。

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子供の成長を
写真やビデオで撮るように、
お金の流れを帳簿に記録していく、
それが「帳簿をつける」
という理由だと思います。

ここで「財政状態」「経営成績」
という言葉が出てきましたが、
帳簿とどうつながるのか
簡単にご説明いたします。

財政状態 → 帳簿の記録を元に作成した貸借対照表(バランスシートともいいます。略してB/S)

※財産目録のように、
現在の現金残高や借入金の金額、
土地や建物の金額といった
会社名義のプラスの財産(資産)と
マイナスの財産(負債)
そして、会社を維持していくための
資本が記載された一覧表のことを
貸借対照表」といいます。

経営成績 → 帳簿の記録を元に作成した損益計算書(略してP/L)

※売上げた金額や仕入れた金額、
会社の家賃、
携帯電話等の通信費・・等々、
儲けた金額と
儲けるために支出した経費を記載した一覧表のことを
損益計算書」といいます。

zei_etax

 

帳簿をつける必要性は
なんとなく理解していただけたと思いますが、
毎日つける必要もなく、
領収書や伝票の類を箱に入れて、
まとめて記録する方法もありますし、
私のような専門家に
丸投げするのも
一つの手段かもしれませんね。

 

 

 

 

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