年の途中で年末調整が必要な人
年末調整準備号として
年末調整について
解説をしておりますが
今回で6回目。
前回は
3つの退職パターンについて
説明をしました。
いずれの場合も
年の途中で
年末調整をする必要が
ありました。
今回も
その続きで
年の途中で
年末調整をする場合です。
パートやアルバイトの人が退職した場合
よくあるパターンですよね。
実はこれが意外とややこしい。
なぜって
パートやアルバイトの人たちは
違う会社で働く可能性が高いからです。
もちろん、
ほかの会社で働く可能性が
高いと考えられる人たちは
年末調整は不要です。
しかし、
本人の体力の低下や
ご家族の介護等
これ以上
働きたくても
働けない状況で
退職する人もいます。
このように
ほかの会社で働かないことが
確実にわかっている場合は
少し状況が違います。
103万円の壁
聞いたことありませんか?
そうです。
今話題になっている
103万円の壁のことです。
退職するときに
会社から支払われた
給与の総額が
103万円以下なら
年末調整が必要です。
103万円を
1円でも超えていたら
年末調整は不要です。
念押しですが
この場合も
年末ではなく
退職するときに
年末調整をします。
パートやアルバイトで
働いている人の場合
年末調整が必要なのか
必要でないのか
疑問だらけだと思いますので
配偶者控除・扶養控除で
説明をいたします。
次回は
中小企業でも
海外進出が続いている
海外支店へ赴任した人について
説明をいたします。