源泉徴収って何?(判定①)
日本の所得税は、
自分で申告して自分で納付する「申告納税方式」を採用しています。
例外的に「源泉徴収制度」を採用していますが、
この制度は4つの段階を踏んでいきます。
①源泉徴収の対象になっているのかどうかの判定
②税額の計算
③税金の徴収
④税金の納付
ここでは
①源泉徴収の対象になっているのかどうかの判定を
見ていきましょう。
源泉徴収が必要な場合は、
法律に限定されています。
ただ、具体的にこんな場合はどうするの?
といったよくあるお悩みに絞ってわかりやすく説明いたします。
原稿料
会社のブログに会社以外の外部の人に記事を書いてもらいました。
特に有名な人ではなく学生や主婦にお願いしました。
源泉徴収は必要ですか?
必要です。
有名、無名にかかわらず、記事をお願いして書いてもらい
謝礼、寸志という名前にかかわらず金銭を支払った場合は
原稿料として源泉徴収をしなければなりません。
ただし、読者投稿欄に応募した作品やニュースの映像提供など
投稿者の自由な意思、
つまりこちらからお願いをしていないような場合で
1回に支払う金額が5万円以下の場合は必要ありません。
ちょっとややこしいですが、
源泉徴収をする必要があるかどうかで
マイナンバーの収集が必要かそうでないのかの分かれ目なので
気をつけましょう!!